赤ちゃんから大人まで!何度読み返しても楽しめる絵本『さがしてあそぼう○ものがたり』
あっくんが0歳から3年間通っていた保育園は絵本がたくさんありました。
園の特徴としてもよく紹介されていて、もちろん貸し出しも可。
昔ながらの私が読んでも懐かしいと感じる本から最近のエリック・カールやレオ・レ
オニの本もずらりと並んでいて、在園している頃はよく借りていました。
しかしながらあっくん、実はあまり絵本が好きじゃありません。
絵本が好きじゃないというよりは、体を動かすことが大好き過ぎてそちらにどうしても気持ちがいっちゃいます。
冬には気分を高めるためにクリスマスをテーマとしてる本、私が小さい頃好きだった本なんかを買って読んであげてもまるで興味ないなんてことよくあったので、保育園のお迎えついでに絵本を借りれるのはありがたかったです。
そんなあっくんですが、大好きな絵本もちゃんとあります!
我が家に来てから1年間。
1番あっくんが手にした絵本はさがしてあそぼう◯ものがたりです。
まぁそれ以上に図鑑大好きです!!けどそれは絵本じゃないかー。
さがしてあそぼう◯ものがたりとは。
ものがたりさがし絵本というシリーズで、春夏秋冬の4冊セットではーちゃんの出産祝いでもらったのが出会いです。
ドイツの本みたいですね。
厚紙でできているので赤ちゃんが少し強引にページをめくっても大丈夫です。
絵の雰囲気もかわいらしくお洒落で、そんなところもお気に入りです。
この絵本の面白いのは文章が全くないところです。
絵をみて自分でお話を探したり考えたりする絵本なんです。
0〜1歳のはーちゃんと読むときは『ねこさんいるね、おおきなかぼちゃだねー。』とか絵を指差して絵本タイムを楽しんでいます。
年齢が上がってくると、春と夏と秋と冬で同じ場所の風景なのに葉っぱの色が違うとか落ち葉があるとか、人が半袖だとか見比べたりします。
工事中の幼稚園が次の季節で完成したりとか、色々なところにストーリーがちゃんとあるので、何度みても新たな発見があります。
子ども自身が絵からいろんな情報を見つけてきて大人に教えてくれる、それが面白いんです。
すごいものを発見したかのような興奮ぶりがかわいい。
読み聞かせとかではなくて子どもが考えたり発見する、そんなわくわくのつまった絵本です。
実際にはこんな感じ①
絵本の裏表紙には探すヒントやきっかけが載っています。
たとえば春にはねこちゃんカップルの紹介。
『なかよしのねこちゃんたちがいるんだね。調べてみよう!』
っていろんなページをめくって探し始めます。
結構いろんなページいるんですよね、このねこちゃん。
こんな絵だけでもほっこりするのに、なんと秋にはこのねこちゃんカップルに赤ちゃんが産まれる!!
あっくんは赤ちゃんが産まれたのを裏表紙のヒントからではなく、自分で探してみつけてたので、大興奮でした。
『ママ!すごいことが起こったよー!!』って。笑
4歳の子どもも出産はすごいことって理解してるのでしょうか。
実際にはこんな感じ②
他の季節にはいるカラフルな鳥が秋にはいないことに気づいた私。
おそらく3階の階段付近の鳥かごがおうちだと思います。
『このおうちのカラフルなとりさんおでかけしてるのかなー』と言うと、
『そのとりここのシールにうつってるよ。』とあっくん。
掲示板にある迷子のチラシをシールと思ったみたいです。
私この掲示板に気づかなかったので、あっくん隅々まで見てるなーと感心。
『まいごになっちゃったみたいだよ。探してあげよう。』
って流れになり、ウォーリーをさがせ…ではなくカラフルな鳥ニコをさがせのゲームが始まります。
こういうの私得意だったんだけど、あっくんの方が早く見つけたりして面白いです。
どこにかくれていたのでしょうか。
実は実は、階段の陰に隠れていました。
またニコもいろんなところに隠れていて、結構難易度高いのもありました。
このページは今の所まだあっくんは見つけてません。
いつ見つけるかなー。
どこにいるかわかるでしょうか。
ヒントは頭隠して尻隠さずです。
何回手にしても楽しい絵本。
全く文字のない絵本だけどストーリーがあちこちにあって楽しいです。
子どもがいくつになっても、いや大人も眺めていて楽しいです。
あっくんがよくこの絵本を見てるのではーちゃんも好きみたいです。
真似っこしたいんですよね、下の子って。
はーちゃんがもう少し大きくなったら、この絵本をどんな風にみるのかなとかそんなこと考えるのもわくわくしちゃいます。