初めて子どもの歯が抜けた!!折れたと勘違いしてあたふたした話。
5歳の息子あっくんの前歯が抜けました。
大人の階段をまた一歩のぼりました。
保育園の同じクラスのお友達にはあっくんのお話では1人だけ歯が抜けている子が1人いるそうです。
私自身いつ乳歯が抜けたかなんて覚えていないので、あっくんにはまだ先の話かと思っていました。
5歳ってもうそんな時期なの??
その日は突然に。
前日の夜歯磨きをしているときに、歯はグラグラしていないけどなんとなく歯茎が周りと違うような気はしました。
そしてなんとなくノリで『もうすぐここの歯抜けるかもねー。しっかり歯みがいとこうね。』って言ってみました。
本心としては歯が抜けるのはきっとまだ先だけど、あっくんが歯磨きにしっかり取り組んで欲しくてポロっと言ったものでした。
次の日の午前中、あっくんはソファの上をぴょんぴょん飛び跳ねながらその歯をいじって思いっきりボリッとすると抜けたそうです。
『ママー。歯が抜けたよー。』
とあっくんに言われたときは、はっ?なんで?と思いました。
慌ててあっくんの口の中をみると本当に下の前歯が一本ない!!
そして遅れて血がどんどん出てくる。
歯をみせてもらうと、なんか…抜けたってよりは…折れた?
根っこがなく切断されたような形だったので完全に折れたと思ってしまいました。
それに抜けた歯茎の部分にうっすら白いものが。
きっとこれは乳歯の切断された根っこに違いない。と思い込んでしまいました。
歯が抜けて得意げな顔をしているあっくんに私は、
『いやいやあっくん、これ抜けたんじゃなくて折れたんだよ!』
と言ってしまいました。
そしてあっくんギャン泣き。
本当は抜けただけだったのに勘違いしてごめんね。
慌てて歯医者さんへ。
とにかくくっつけないと!と思いネットで検索した結果、牛乳に浸して急いで歯医者さんへ。
一応電話で5歳の息子の歯が折れたと伝え、すぐ対応してもらえることに。
まぁそのとき受付の方からは、抜けたんじゃなく折れたんですか?と確認されたんだけど、折れたと断言したような気がします。
慌てて覚えていません。
牛乳に浸した歯と息子の口の中をみてもらい、先生から一言。
『お母さん落ち着いてください。乳歯が抜けただけです(笑)』
気になっていた、口に残っている白いものは永久歯でした。
折れたと思いめちゃくちゃ騒いで、すっぴんで駆け込み、お騒がせしてしまったのに、先生も後ろにいる助手の女性もニコニコ笑顔の神対応でした。
乳歯は永久歯との生え変わりの時期になると、根っこから徐々に溶けて、また永久歯から押されてグラグラして抜けるそうです。
だから抜けた乳歯は根っこが短くなるとのこと。
表側からみた図。
根っこがスパッと折れてるように勘違い。
裏から見た図。
完全に折れたと勘違い。
相方も折れたんじゃないの?大丈夫?と再確認してきたほど。
溶けてこんな形になるとは知りませんでした。
最後に。
抜けた歯をかわいいケースに入れてくれました。
あっくんはこれに大喜びで、乳歯を全部このケースに入れて保管すると張り切っています。
昔は屋根に向かって投げたりしたと思うんですが、今時はどうなんでしょう。
しかもマンション住まいの場合は?とか頭をよぎりましたが、とりあえず今はあっくんがコレクションしたいというので保管しておくことにします。
きっと勲章なんでしょう。
まったく予備知識のなかった乳歯の生え変わり。
これで次からは慌てることなく対応できそうです。