万年筆とインクについて私なりにまとめる。入門編としてカクノとラミーは正解だと思う。
カクノを使い始めて1年ほど、LAMYを使い始めて3ヶ月が経ちました。
万年筆のペン先とインクの相性など、自分的に色々気づいたことがあったのでまとめたいと思います。
まずは、今持っている万年筆。
カクノのペン先はFとM、それからラミーサファリのペン先はEFです。
もともと、シャープペンでは0.7がお気に入り。ボールペンでも太字が好きな私は万年筆の太い線ももちろん大好きです。
持っているインクはPILOTのミニボトル色彩雫の夕焼けと冬将軍、土筆です。
主に使う用途はプライベート用の1日1ページの手帳、会社用のポケットサイズの手帳、保育園の連絡帳、その他メモなど。
使っていくうちにペン先の太さとインクであったり、インクと紙の相性というか個人の好みも段々と見えてきました。
これは何が正解とかではなく、自分の好きなスタイルが解ってくる感じです。
そこでずっと気になっていたペン先とインクの比較検討をしてみることにしました。
まずは夕焼けのインクをそれぞれの万年筆に入れるとどんな印象になるのか。
上からラミーサファリのEF、カクノのF、カクノのM。
もともとの予備知識として、国産の万年筆は外国産の万年筆よりも同じペン先の表記でも細字になっていることは知っていましたが、実際に見比べてみてなるほどと思いました。
EFはFよりも細字のはずなのに、カクノのFの方がラミーサファリのEFよりも若干細く見えます。
おそらくカクノのF<ラミーサファリのEF<カクノのMという順番でしょうか。
どのペン先にしても濃淡を感じられるので、万年筆を楽しむのにぴったりのインクだと思います。
次に冬将軍のインクで。
グレーの薄めの色味で濃淡が良く映えます。
個人的には文字を書くには少し薄いかな?と。
このインクとEFのペン先の組み合わせにすると、長文を書いてるとき濃淡の部分が少しかすれて見難く感じるときがあります。
2、3行のメモ書きのときや線を描くときは綺麗な色がより発揮すると思います。
最後は土筆のインクで。
土筆のインク自体が濃いので濃淡は他の2色に比べてあまり出ないように感じます。
落ち着いた色なので日常使いにぴったりだと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、色彩雫のミニボトルは好きなインクを選んで 3色セットで購入します。
私はこの3つ目のインクが決まらず悩んで土筆にしました。
3本目の万年筆を買うまで、つまり3ヶ月前までほとんど使ってなかったんですが、いざ使ってみると使いやすい色です。
対相手に向けて書く文字は無意識に土筆です。
で、どの万年筆にどのインクを入れるか考えた結果こうなりました。
来年からは産休・育休に入り、育児や家計のまとめなどなどしっかり記録するつもりで、文字を書くことも増えると思いまずは1番書きやすいと思ったラミーサファリに土筆を。
残りの2色は濃淡を楽しみながら文字を書く用に準備してみました。
飽きるとまたインクを入れ替えられるので 、そういったところも万年筆の良さだと思ってきました。
最初にも触れましたが、万年筆のメーカーやペン先とインクの他にもインクと紙の相性や好みもあります。
私も少し自分の紙の好みがわかってきました。
こういう発見も面白くって文具屋さんに行ったり、いろんな人のブログを読むのが楽しい。この話も自分なりにまとまったら記事にしてみたいです。
ちなみにインクの減りはこんな感じ。
ずっとカクノのMに夕焼け、カクノのFに冬将軍を入れていました。
夕焼けが使いやすいのと、あとペン先が太いタイプに入れていたので減りが早いのかな?
土筆は最近使い始めたので減ってないです。
全体的に意外にコスパは良いのかな?始めてなので正直この減り具合がどうなのかわかりません。
ミニボトルはやはり割高になってしまうけど、文字を書くことが仕事ではない私には合っているように思いました。
もっと他の色も試したいと手を出し易い価格帯なので万年筆を楽しむのに一役買ってる存在です。
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