仕事復帰を見越したマタニティライフの過ごし方について考える
自分が妊娠出産を経験して以来、妊婦さんをみると微笑ましく思います。と同時に頑張って!!と心の中で応援してしまいます。
特に初めての妊娠の場合、つわりや急激な体型の変化などわからないことが多く不安になってしまいます。
今まで当たり前に出来てたことがだんだんと出来なくなるんですよね。それがまたもやもやして…。
でも楽しいこと幸せを感じることも多い!
胎動を感じるのも初体験。
ベビーグッズを見るのも初体験。
そして産むのも初体験!!
私は安産だったみたいですが、いやいや大変でした。
一度男性も体験して頂きたいです。
さてさて私もそうですが働きながらマタニティライフを過ごされる方って最近ではめずらしくないですよね。そしてさらにさらに育休後に復帰されてワーママになる方も昔に比べと多いそうです。
ここで私が思う職場復帰を見越したマタニティライフについてまとめてみたいと思います。
00.まずはやっぱり無理は禁物
自分が一番妊娠前の自分を知っているため、まだ出来る•大丈夫と思いがちです。が、意外に動けません。また、職場環境で出産を経験された方が少ない場合やそもそも男社会の場合、妊娠中の状況をわかる方がいません。さらには体調の変化には個人差があります。自己申告しかないのです。
ここで無理をして取り返しのつかないことになってしまうと職場の人たちを含め全員が悲しい気持ちになります。
なので仕事面において妊娠前の自分と比較しまだ出来ると思い込むのはやめましょう。無理はしないこと。
01.遅刻をしなこと
これも当たり前なんですが、つわりで朝動けなかったり、電車の中の人ごみに酔っちゃったり、色々あるんですよね。仕方ないんです。
今回言いたいのはこれらを我慢しましょうってことではないです。
つわりの症状や対処法は人それぞれ。
それを早くリサーチしておきましょうということです。だって妊娠した途端ルーズになったと思われたら、復帰後仕事しにくいじゃないですか!
なんていう私も遅刻したこと、もちろんあります!自信満々に言うことではないですね。けど繰り返さないように色々攻略したので、その方法を載せておきます。
•朝はいつもより2時間早く起きる。
私は朝起きてすぐ体を動かすと具合が悪くなりました。なので起きてから1時間はベッドで水分補給などをしながらぐうたらしていました。
ここで大活躍したのが色々な方のブログです。読み漁りました。私は雑誌ではなくブログでマタニティの知識を得たといっても過言ではありません。
•いつもより30分〜1時間早く出勤する。
いつもの時間だと学生さんとサラリーマンの両方がいて一番混んでいる時間帯なので早めの電車に乗るようにしていました。
その方が空いているだけじゃなく、香水とか整髪料の匂いも少ないので一石二鳥です。
万が一体調が悪くなって途中下車しても時間に余裕があるため遅刻になりません。さらに早く出社出来れば早く帰れるかもしれません。
02.妊婦の大変さはパートナーにのみ理解してもらう
特に男性は言わないと妊婦の大変さは気付きません。気付けません。
これは産後の育児にも関わる大事な要素だと思います。しっかりパートナーにも理解してもらいましょう。
逆に、会社では大変さを理解してもらうことは難しいでしょう。実際私は上司に『最初に言っておくけど妊娠は病気じゃないからね。』と言われました。なんだか心に刺さる言葉でしたが、私が転勤してくる時にいた妊婦さんとの間でいろいろあったそうです。
確かに妊婦さんとて会社員ならサラリーマン。でもそれにしてももうちょっと言葉を選んでほしかったなぁ…笑
もちろん理解を示してくれる方も大勢います。意外な人が実は子ども好きで写メを見せてくれていろんな話をしてくれたりします。
こういうオアシスでメンタル面を保っていきましょう。また、彼らは今もワーママになった私のオアシスです。何気ない一言、労いの言葉にぐっときます。
03.仕事との向き合い方を考える
妊娠すると今までよりも仕事効率が落ちる人がほとんどだと思います。今まで出来てた量が出来なくなる。じゃあどこまで出来るのか。
これはやってみるしかないです。失敗して学ぶしかないです。会社的には失敗ありきな考え方ダメだと思いますが。
妊娠中は無理出来ないので体調悪くなれば休憩も必要ですが、思う存分残業・休日出勤出来るのはこの時がが最後です。産後しばらくは時間に拘束されます。
でもやっぱりこの時期にオーバーワークは嫌ですよね。
当時の私は槍のように降ってくる仕事をいやいやこなしていました。不満がありました。どうして私妊婦なのに終電まで仕事しないといけないのか?休日出勤しないといけないのか?(もとはというと仕事効率が落ちてるのが原因なんですけどね。)そんな気持ちを処理出来ないでもんもんとしている時期がありました。
で、この問題は復帰後も続きます。
時間短縮の制度があることとそれが正しく機能することはまた別のお話です。
妊娠中の仕事との向き合い方はそのまま復帰後の仕事の向き合い方に繋がっていくと思います。
妊娠中残業をしなければいけない環境であればおそらく復帰後もそうなるでしょう。 (これは会社の体質と個人の性格も関係してくると思います。)
パートナーや産後助けてくれる親戚が近くにいるのであれば話し合ってみて、今の職場環境について考えてみましょう。
04.気になる育休期間
会社によって育休の期限が決められています。
どのくらい育休取得するのが良いのでしょうか。
私の会社は育休最大3年間取得できます。
実際に私は息子を7月に出産して翌年4月に復帰しました。
以下に理由と感想をまとめます。
理由①
上司に言われたから。
正確に言うと人が足りないから産休だけをとって育休は取らずすぐ復帰してほしいと言われました。けれど待機児童の関係上途中からの入園は出来ないため4月になりました。
補足:産休とは産前休業42日(双子以上は98日)と産後休業56日を合わせたもので労働基準法で体力を回復させるために必要な期間とされています。
理由②
1歳児クラスは激戦と聞いたから。
認可保育園そのものが凄く人気で入園しにくいですが、特に1歳児クラスは厳しいってよく聞きます。
理由③
私が焦っていたから。
1年も2年も休んでしまうと仕事の仕方を忘れてしまうのではないかと焦っていました。また、周りにも迷惑をかけてしまうからあまり休んじゃいけないと思い込んでしまいました。
理由④
経済的に不安だったから。
遊びほうけて貯金があまりなかったので、『子どもがいるとお金かかるよー♪』の言葉に怯えてしまいました。笑
感想
私は息子を1歳未満で保育園に入れたのですが、そんなに急がなくてもよかったのかなと改めて思います。
まず、毎月熱を出して会社を休む羽目になります。初年度は子ども体調不良で毎月休んでいました。親戚も遠方だし、相方も休めないので全部私がやすみました。
これが結構苦痛でした。仕事の遅延遅延遅延。子どもが泣いて病院にいるのに、電話が鳴る鳴る鳴る。 これを毎月、1年間よく耐えました。誰も褒めてくれないので自分で自分を誉め称えました。
もちろん1歳から入園したとしても慣れない環境に体調崩すことあると思いますが、回数的には少ないのかなと。であればもうちょっと子どもが成長してからの方が良かったのかなーー。今だから思う話ですけどね。
保育園待機児童については、エリアによってばらつきがあります。私の住む町であれば、共働きで親戚(育児を手伝ってくれる方)が近くにいない場合、0歳児クラスだと第4希望までのどれかの園には入れるそうです。実際今通っている園では、夕方お迎えに来る方がじいじ、ばあばが数名います。意外と入れるもんですね。
ちなみに1歳児クラスになるとやはり厳しいみたいです。だからみんな0歳児クラスから入れちゃうんですね。なるほど。
仕事について復帰して思ったのが、忘れる部分もあるんですが、変わっている部分の方がかなり多く、何年休んだって差はないなって開き直るレベルでした。
そもそも使ってるシステムが変わったり、やり方が変わったり、制度が変わったり。この仕事について忘れてしまう、遅れをとってしまうというのは仕方ないことだと悟りました。
けれど、朝の生活のリズムを取り戻すのは早かったと思います。特に授乳期って睡眠の時間がバラバラになります。すぐ復帰することを踏まえて朝はいつも通り起きるようにしてたので、その辺は良かったです。
経済的にはもちろん復帰した方が収入があります。もちろんですね。
追加
私の職場環境は完全なる男社会です。今は増えましたが妊娠当時一緒に仕事をするメンバーで女性は私だけでした。(事務職の女性はいます。)
だから特殊な環境でのマタニティライフたったかもしれないです。ここちゃんと書いておかないとダメですよね。
同じ女性がいるといないじゃまた話が変わってくると思います‼︎
教えてくれたaiさんありがとうございました!